2泊3日の熊本県阿蘇・天草旅行 わいた館と天空の船滞在記

• 2023.05.23
• 2023.06.16

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2023年5月に熊本県の阿蘇・天草に行って来たのでその記録を残しておきます。
諸事情によりあまり観光スポット等へは行けなかったので、ほとんど滞在したホテルのご紹介です。1泊目は「湯宿 小国のオーベルジュわいた館」に、2泊目は「天草 天空の船」に宿泊しました。わいた館は和風のアットホームな旅館で、天空の船はラグジュアリーな気分になれるリゾートホテルです。タイプは違いましたがどちらも疲れていた心身を癒してくれる素敵な宿でした。

1日目 「湯宿 小国のオーベルジュわいた館」へ　

旅行前から天気予報がころころ変わり、1日目はなんとか持ちこたえて曇天でした。雨降らなかっただけマシです。阿蘇方面に向かいますが結構時間がかかるので、ほぼ移動してました。

わいた館を目指しつつ、道中の白川水源に寄りました。

観光庁の名水100選に選ばれています。環境保全のための協力金100円が必要です。

底が見えるほど水が澄んでました。写真ではわからないですけど、ぶくぶく泡立ってるところがあって、湧き出てるのがわかりました。毎分60トンも湧き出てるんですって。水源の水は飲用できるのでペットボトルや水筒などに入れて自由に持ち帰ることが可能ですが、手などを入れてすくって飲むのはNGです。ひしゃくがあるのでそれでペットボトルなどに入れましょう。近くに空のペットボトルも売ってましたが、高いので自分で持って来るのが良いと思います。

水源内にあるお店で田舎団子を頂きました。めちゃくちゃ美味しかったです。水まんじゅうというのもあって迷ったのですが、こういうお団子大好きなのでこちらにしました。水源を出た近くのお店でソフトクリームも食べましたが、あまり味を感じませんでした。団子の味が濃かったので、それに負けちゃったのかも？

白川水源を出て、草千里へ向かいます。

途中通った南阿蘇パノラマライン展望所からの眺め。雲が厚くて天気はよろしくなかったですが、山並みが綺麗でした。

草千里に近づくと渋滞が始まりました。先が見えないので何で渋滞してるのかわからなかったのですが、草千里の駐車場に入るのに渋滞してました。反対側から来る車も大渋滞。前払いのようで、駐車場の入り口で受け渡ししてるもんですからそりゃあこんだけ渋滞するわという感じです。調べが甘かった。ここに時間かけすぎると宿につくのが暗くなってしまうので、草千里を車窓から眺めながらスルーすることに。車から見た感じですと、天気が悪すぎて草千里は真っ白でした。あれはあれで味がありそうですが、やはり晴れた日の草千里が見たいです。あと、あの駐車場の混雑はどうにかした方が良い。

目の前まで辿り着いた草千里を諦め、宿へ。

こちらが本日の宿「湯宿 小国のオーベルジュわいた館」。4種類の貸切温泉と1つの混浴露天風呂、創作小国フレンチが評判のお宿です。

なんと、フロントには猫ちゃんがいました。しかも、もう一匹黒猫ちゃんもいるのです。この時は黒猫ちゃんはお出かけ中でしたが。ナデナデさせてくれました。猫ちゃんがいる宿だとは知らなかったので、嬉しい誤算です。女将さんはとても気さくでアットホームな感じ。

お部屋は3階です。エレベーターに年代を感じました。

お部屋はこんな感じ。十分な広さですが、出入り口が狭くて扉が開けにくかったのだけが難点でした。あと、これは事前にわかっていましたが、お部屋にはお風呂がついてません。一室だけ離れがあり、そちらには露天風呂と内湯がついてるみたいです。冷蔵庫の飲み物(確かお酒の缶が3本ほど)は無料です。

夕食の前にちょっとだけ温泉に浸かりに行くことに。一番のお目当てである天空の湯は入浴中でしたので、別のお風呂の様子を見に行きます。

こちらの宿の貸切風呂は予約の必要がなく、利用する時にはお部屋の前に「入浴中」の看板を出して鍵を掛けて利用します。部屋数が少ないので、概ねどこかのお風呂は利用できましたが、混む時間帯ですと埋まっていることもありました。なので、一度も利用できなかったお風呂もあります。入りたい時に気軽にふらっと入れるのは良かったです。

これは混浴露天風呂で、水着や湯あみ着を着用して入浴します。他の貸切風呂に行く途中にあって、囲ってあったりしないので丸見えです。私達は利用しませんでしたが、滞在中利用している人も見かけませんでした。でも広いし気持ちよさそうなので、入ってみたかった思いはあります。湯あみ着はフロントに売ってましたが、水着等をお持ちならそれを持って行かれると良いでしょう。

寝湯と竹林の湯はどちらも空いていました。「空いてます」という木の札がかかってると思いますが、利用する際はこれを裏返して「入浴中」にして入ります。お風呂によって体を洗うスペースがないものもあります。

寝湯はこんな感じでした。公式ホームページによると、満天の星空を眺めるがコンセプトみたいなので、星空が見れる天気の良い日に入ると楽しめそうです。

こちらは竹林の湯。とても綺麗な青みがかったお湯で気持ち良かったです。ちょっと熱かったですが。温泉内にも書いてあったのですが、落ち葉や虫が結構浮いてるので、用意されてる網や桶などで排除する作業が必要でした。こればかりは自然の中なので仕方ありません。

竹林の湯を上がり、天空の湯を通りかかると空いてたので少しだけ入ることに。

冬季は凍結するらしいです。お気をつけて。

こちらが天空の湯。このお風呂に惹かれて今回このお宿を予約しました。コバルトブルーの美しい色をしています。晴天とはいかなかったですが、雨が降らなくて本当に良かった。あと、草千里を諦めて暗くなる前に入れたのも良かった。夜は夜で雰囲気がありましたが、残念ながら星が見える天気ではなかったので。

眺めが良くて解放感が凄かったです。綺麗な山並みと、広い空と、もくもくと立ち上る白い温泉の煙が見えて気持ちが良い。

眺めは文句なしに素晴らしかったですが、お湯の温度がめっちゃぬるくて、ずっと入ってると寒くなってくる程でした。適温とぬるめがあるそうなのですが、もうひとつの樽は空だったので、ぬるめの方しか稼働してなかったのかな？凍結するような冬だとここめっちゃ寒そうですが、寒さ対策するのかもですね。天気や季節や時間によって違う景色が楽しめそうな素敵な露天風呂でした。

天空の湯をささっと楽しんで、夕食に向かいます。確か、熊本県産和牛食べ比べの創作フレンチコースを予約したのかな。食事会場は2階です。隣の声などは多少聞こえてきますが、各部屋ごとの個室になっていました。

まずは前菜。熊本名物の馬刺しや、ローストビーフ、とうもろこしのムースなど。食前酒はアルコールではなく、お酢っぽいドリンクでした。どれもとても美味しかったです。

スープ。とても濃厚。

パン。あまり食べたことない感じのパンで美味しい。

お魚料理。鯛のうろこ揚げだったかな。ソースはほうれん草だった…記憶。私はうろこ揚げを初めて食べました。パリパリしてました。右上にちらっと映ってるのはヨーグルトのお酒。飲みやすくて美味しかったです。旦那氏が牛乳焼酎を頼んだのですが、牛乳っぽさはあまり感じませんでした。

お口直し。バタフライピーで色付けしていて綺麗。

メインのお肉食べ比べ。うろ覚えなので間違ってるかもしれませんが、左から味彩牛、あか牛、聞き取れなかったお肉、あか牛のヒレ、でした。メイン料理なのですが、正直ここに辿り着くまでにだいぶお腹いっぱいになっていたのと、3番目の聞き取れなかったお肉のような脂の多いお肉が苦手なので、ちょっとお残ししてしまいました、申し訳なかったです。あか牛も美味しかったですが、個人的には味彩牛が一番好きでした！

これでお肉を焼きました。網じゃないので脂が下に落ちなかったのも、脂苦手な私にはちょっとキツかったのかも。あと、火力がそんなに高くなく、2人でこれ一つを使うためスペースも狭くて、野菜が焼きにくかったです。

お肉の後に出てくる焼きおにぎり。一緒についてるスープをかけて食べても良し、そのまま食べても良し。肉味噌が乗ってて美味しかったです。

デザート。美味しかったですが左のチョコレートケーキがかなり甘かったです。あとお腹が破裂寸前でした。

とてもボリュームがあって満足できるコース料理でした。ご馳走様です。

お部屋に帰る時、黒猫ちゃんに会えました。めちゃくちゃナデナデさせてくれて幸せ。宿の中を結構自由に歩いてるみたいです。その後、またお風呂に行きました。天空の湯もチラ見して写真撮りましたが全然うまく撮れなかったので割愛。星はあまり見えませんでしたが雲の切れ間から月が見えて幻想的でした。

体を洗えるお風呂に向かいます。

半露天風呂の笹の湯が空いていたのでこちらに。こちらも青みがかった乳白色のお湯でした。完全内湯のお風呂もひとつあるのですが、入ろうと思ったタイミングはいつも入浴中だったので、一度も入れませんでした。

笹の湯でゆっくりしてから、就寝。深夜、猫ちゃんの鳴き声が聞こえてきました。すごく近くから聞こえたので、恐らく廊下にいたんだと思います。可愛い。猫嫌いの方やアレルギーの方はご注意下さい。

2日目 「天草 天空の船」へ

朝食は皆さん8時からとなっています。朝食前にひと風呂行ってきます。

天空の湯。小雨が降ってます。それでも色が綺麗。山の新鮮な空気を吸いながらこんなに眺めのいいお風呂に毎日入れたら幸せですね。写真を撮ってから、空いていた笹の湯に入りました。

お風呂から部屋へ帰る途中、廊下にでーんと猫様が鎮座してました。ほんとに自由(笑)。いっぱいナデナデさせてくれました。なんて素晴らしい宿でしょう。温泉より癒されたかも。

朝食も食べきれない程盛りだくさんです。レタスの量が凄かった。ほうれん草とバナナのスムージーとフレンチトーストがお気に入り。

ベーコンとソーセージもあります。ちょうどいい感じに焼き色がつけれてどちらもとても美味しかった！

食後にも温泉に入りたかったのですが、皆さん同じ考えだったのでしょう、全て埋まっていたので入れませんでした。残念。絶景を楽しめる温泉、ボリュームたっぷりの美味しい食事、愛らしい猫ちゃんたちを堪能できる素敵なお宿でした。阿蘇へ行かれる際には是非！

チェックアウトして、熊本市内に寄りつつ天草へと向かいます。阿蘇から天草へも結構時間がかかります。雨が強く降ったり止んだりと、変な天気。

熊本城に来ました。地震で甚大な被害を受けましたが、天守閣は復旧してます。とても綺麗でカッコイイお城。お城の中の展示がかなりしっかり作られていて、ちゃんと見ようとすると結構時間がかかります。人も多かった。時間をかけるとまた宿の到着が遅くなりそうだったので、流し見しながら回りました。

熊本城近くにある加藤神社。熊本城を築城した加藤清正公を主祭神とする神社です。

加藤神社から見える熊本城。なかなか素敵なフォトスポット。

熊本城を見終えて、天草へ向かいます。天草に近づくほど雨が強くなっていきました。天気が悪いから天草の海もどんよりしていたのですが、晴天ならとても綺麗な海なのではないかと思いました。晴れた日は気持ちのいい海辺のドライブになりそう。写真はないのですが、本土から天草諸島に渡る時に天草五橋と言われる5つの橋を渡ります。橋からの眺めが良く、悪天候でも楽しかったです。特に最初に渡る1号橋（天門橋）が高さもあって絶景ポイントでした。

夕方に本日の宿「天草 天空の船」に到着。こちらのホテルは上天草市にあるので、天草の中でも本土に近い場所にあります。ギリギリ暗くなる前に着けて良かった。

ホテルのロゴが可愛いのです。

チェックイン時のウェルカムドリンク。昨日のアットホームな旅館から打って変わって、リゾートホテルですね。

夕食は18:30からにして、お部屋へ案内してもらいます。遠いわけではありませんが、カートを出してくれます。こちらのホテルは全室オーシャンビューで、部屋付き露天風呂からは天草松島の絶景を楽しむことができます。私たちはNデッキ1階のブリッジビューツインに宿泊しました。天草五橋が見えるタイプです。他の部屋タイプとしては、サンセットが見えるお部屋や、ヴィラタイプのお部屋もあります。

客室の玄関は家の玄関並みに広い。

お部屋に入った瞬間、窓越しに雨の松島が見えてテンション上がりました。広くて座り心地の良いソファ、外の景色が良く見える大きな窓と、十分な広さがある素敵な洋室です。

ベッドはこんな感じ。

メイクしやすい鏡。大きな空気清浄機が2台もあって、コロナ対策に苦心されただろうなと感じました。

パジャマ、金庫、スリッパが用意されています。館内着はありません。

テレビ。お部屋に入った時から隣のスピーカーから優雅な音楽が流れていました。

コーヒーメーカーとタブレット。スパやマッサージの予約、カート送迎の依頼などがタブレットからできます。

下の棚にはケトルとお水、グラスが入ってます。

カップや湯呑などはこちら。

コーヒーカプセルや緑茶、紅茶が用意されていて無料で利用できます。

冷蔵庫にも多くの飲み物が用意されていて、全て無料でした。嬉しい。

ルームキー。可愛い。オートロックではないので施錠を忘れずに。

広々としていて快適な洗面所。

アメニティも揃っています。

シャワールーム。外の露天風呂と直接繋がっています。床が滑りやすいので気を付けて。

C.O.Bigelowのシャンプー、コンディショナー、シャワージェル。

タオルも十分に用意されています。

そして何と言ってもこの広くて快適なテラス！めちゃくちゃテンション上がりました。晴れていればどんなに美しい眺めが見れたことか(笑)。ベッドのところまでは雨は吹き込んでませんので、問題なく利用できました。ここでは喫煙も可能です。

雨の日の眺めはこんな感じ。白く霞んでよく見えませんでしたが、松島の海と島々が一望できます。この写真ではわかりませんが、うっすらと天草五橋のどれかも見えました。

松島温泉の露天風呂。かけ流しではないので自分で湯を張る必要があります。映ってないですが、壁にあるスイッチを押すと50度の温泉が10分間くらい出続ける仕組みです。50度は熱いので、お湯か水を足して調整します。夕食までにひと風呂浴びました。数種類楽しめる貸切風呂もいいですが、いつでも好きな時に入れる露天風呂付の客室が一番好きです。

歩いて夕食のレストランに向かいながら、ホテルの写真を撮りました。

傘が用意されています。

反対側から撮っちゃいましたが、傘にもロゴが。

私達の部屋があるNデッキ。右側に映っている白い建物が受付棟です。

受付棟。客船がモチーフなので、船の先端の形をしています。ガラス張りのところがレストランで、1階にフロントがあります。

ちょっとした展望場所みたいなところがあり、島々や海が見渡せました。

宿泊棟の正面側。

この階段を上った先の左手に私達の部屋があります。

レストランは「Festa del mare」。天草の新鮮な食材を使った天草イタリアンです。

テーブルはこんな感じ。眺めが良いですが、天気がね。晴れていればテラス席も気持ちよさそうです。

スパークリングワインを頂きました。飲みやすくて美味しかったです。

お品書きを持ち帰りましたから、昨日と違って料理名が完璧にわかります！まず前菜です。天草梅肉ポークと新ゴボウ、ブラッドオレンジとリコッタ。天草梅肉ポーク、ツナみたいでした。美味しい。

鮮魚のカルパッチョ。南国サーモン、ヒラメ、春のソースです。左側のソースがなんだったか忘れてしまったのですが、確か右側は柚子胡椒のソース。サーモンが柔らかくてめちゃくちゃ美味しかったです。

車エビのロワイヤル　カプチーノ仕立て。ロワイヤルとは洋風の茶碗蒸しみたいなものだそう。濃厚な味でとても美味しかった。

海の幸と春キャベツのパスタ。ペペロンチーノみたいな味でこちらもとっても美味しかったです。

2種類のパン。

魚料理。鯛のポワレ　アスパラと蕗味噌のソース。上側の緑色のがアスパラのソースで、下の黄色のが蕗味噌のソースです。どちらのソースも美味しかったですが、特に蕗味噌がお気に入りでした。

お肉料理。熊本県産牛フィレ肉のグリル　山葵のソース。このお肉がめちゃくちゃ美味しかったです。全然脂っこくなくて、でもとろけるように柔らかい。脂身が苦手な私にドストライクのお肉でした。旦那氏も絶賛。ここ何年かで食べたお肉の中で一番美味しい。これを食べてまたここに来たいという思いが強くなりました。付け合わせのポテトもバターが染みてて美味しかった。

季節のドルチェ。桜のビアンコマンジャーレと春のマチェドニア。ビアンコマンジャーレとはイタリア語で「白い食べ物」だそうです。味的にはパンナコッタに似ていて、優しい味で美味しかった。使っているのはココナツミルクだと仰っていました。フルーツはどれも甘くて、特にデコポンらしきみかんが美味しかった。

前菜からデザートまで本当に全てが美味しかったです。大満足のディナーでした。ご馳走様です。スタッフの方が話しかけてくださったりと、フレンドリーで丁寧な接客なのも良かったです。

食後に受付棟1階を少し歩きました。

フロント。モダンで綺麗ですね。

ウェルカムドリンクを頂いたライブラリーラウンジ。

ロビーの奥にはプールがあります。利用できるのは夏だけのようで、まだ期間外でした。晴れた松島の海を眺めながら入れたら最高でしょうね。プールサイドにはバリエステサロンもあります。

到着時に外観を撮り忘れてたので、夜に。

写真を撮り終えて部屋に戻り、またお風呂を入れ直して心行くまで堪能しました。

最終日

今日は帰る日です。

朝起きて早速お風呂を溜めます。昨日より更に天気が悪い。強めの雨。それでもこのお風呂があれば人生楽しめるってもんです。

朝風呂後、朝食へ。

朝食場所は昨日と同じ。この階段を下りればすぐです。

バイキングではありません。前菜、スープ、サラダ、パン、季節のフルーツ、ヨーグルトが最初にどどっと並べられます。どれも美味しそう。飲み物はドリンクコーナーから取ってくるスタイルです。

前菜はこんな感じ。やっぱりサーモンがとても美味しい。

オムレツプレート。地卵のフリッタータ、梅肉ポークのソーセージ、鯛の塩麴焼きです。欲を言えばフリッタータじゃなくてオムレツが食べたかった(お品書きのオムレツプレートの文字を見てオムレツが食べたくなってしまってたため)。

白身魚とアオサの雑炊。優しい味で胃腸に良さそう。

朝から美味しいものをたっぷり頂きました。ご馳走様です。

本日のプール、土砂降り。プールを楽しみたい方は、営業期間を事前にご確認下さいね。

部屋に戻って最後のお風呂を楽しんだ後、チェックアウトを済ませました。素晴らしい眺めと、美味しいお食事と、快適な露天風呂付客室で、とっても素敵なリゾートでした。ホスピタリティも素晴らしかった。またいつか来たいです。今度は天気に恵まれたい。天草に系列のホテルがあるのでそちらも気になりました。

ホテルのすぐ横にある展望台をチラ見します。

松島展望台。鐘を鳴らしておきました。

むむ。霞んでてよく見えません。

よく見るとちゃんと橋が見えました。ここから五橋全てが見渡せるわけではないと思いますが。見えるのかな？

天空の船。ああそこに帰りたい。

さて、次の目的地を決めます。本当は崎津教会に行ってみたかったのですが、自宅とは真逆の方へ行くことになり、翌日は平日なので早めに帰宅したくもあり、教会はまたの機会にすることに。

この近辺にあるリゾラテラス天草という商業施設に行くことにしました。

こちらがリゾラテラス天草。レストラン、カフェ、ベーカリー、お土産屋などがあるリゾート商業施設です。イルカウォッチングや五橋を巡るクルーズ船乗り場前にあります。クルーズ船も気になりましたが、雨ですし、時間的にも今回はナシ。

リゾラテラスのすぐ横に天草パールガーデン&海中水族館シードーナツがありました。行き当たりばったりですが、こちらから行くことに。奥の海上にあるのが海中水族館ですね。

パールガーデンにはレストランやショップがあります。

ここからも橋がとてもよく見えます。

天草と言えば天草四郎。

海中水族館シードーナツの入場料は大人1,400円。イルカとのふれあいなどの体験イベントに参加するには別途料金が必要です。私達は入場のみにしました。意外と高いな…なんて旦那と言い合いましたが、いざ入ると入場料以上に楽しかったし時間が潰せました。

水族館にはキナコという看板犬がいました。ナデナデしたかったですがお休み中。残念。キナコは他のワンコが苦手だそうで、水族館はペット連れで入場できるみたいですが、キナコに近づけるのはNG。

イルカのプールではショーがやっていました。イベントには参加料が必要ですが、ショーなどを上から見るのは自由でした。イルカウォッチング行かなかったのにイルカが見れて良かった。野生じゃないけど。

お魚の写真も撮りまくりましたが割愛。とても楽しい水族館でした。天草に行かれた際には是非！

水族館を出て、パールガーデンのお土産屋を軽く覗いた後、最初の目的地だったリゾラテラスに行きました。

天草塩パンラボ。塩パン専門のパン屋さんです。プレーンの塩パンから、メロンの塩パン、キャラメルの塩パン、ショコラの塩パン、明太子の塩パンなどなど、塩パン好きにはたまりません。プレーンとメロンを買って帰りましたがとても美味しかったです。

熊本や天草のお土産がたくさん売っているマーケットがあり、天草のお土産屋さんとして最適な場所です。リゾラテラス天草限定のお土産もあるそうです。

まだ昼前くらいなのでビーチバーはやってなかったかな？すぐ目の前が海ですので、晴れた日のテラス席は気持ちがよさそうですね。

クルーズ船が停泊していました。見た感じ綺麗です。

海に面したデッキにはジェラート屋さんがありました。どれも美味しそう。

雨の海を眺めながら天草塩ミルクと天草デコポンを食べました。塩ミルクは甘くて濃厚で、デコポンは甘いけど酸味もありつつで、どちらもとても美味しかった。

リゾラテラスのすぐ隣にもカフェやショップが入ってるmio kamino amakusa(ミオカミーノ天草)という施設がありました。

クルーズ船とかの窓口はここのようです。レンタサイクルもいいですね。

サーフボードがずらり。これはただのディスプレイかな。

ボルダリングはこんな感じ。色んなアクティビティが用意されてる場所ですね。お土産やレストランなどはリゾラテラスの方が充実していました。

リゾラテラスに戻って、プレートカフェリゾラでランチを取ることに。全席オーシャンビューです。

私は天草鶏卵と熊本県産生ハムのビスマルクピザを注文。とろとろの卵、しっかり味のついたハム、薄いけどもちもち感のある生地ですごく美味しかった。

旦那さんはスペシャル島のランチコースを注文。こちらは前菜。新鮮なお魚とたっぷりのお野菜で美味しかったです。スープとドリンクもついてきます。

メイン料理、天草大王塩麹漬のグリル。あか牛のステーキも選べます。天草大王は熊本の地鶏ですね。皮はパリッパリ、お肉はジューシーですごく美味しかった。

天草で食べたもの、ほんとに全部美味しかったです。何一つハズレがなかった。海産物はもちろん、牛肉も鶏も野菜も果物も全部めちゃくちゃ美味しかった。お腹を満たしたところで、リゾラテラスを後にしました。帰り道はすんごい雨でした。最終日でよかった。

阿蘇も天草も行きたいところがまだまだたくさんあるので、また近いうちに行けたらいいなと思います。

旅のご予約なら

今回宿泊した2つの宿はそれぞれ違った良さがありましたが、どちらもとっても素敵なのでおすすめです。

わいた館がある阿蘇郡小国町には多くの日帰り温泉があるので、周辺のお風呂を色々楽しめるのも魅力的です。

天空の船はレストラン利用のみの予約もできるようです。リゾラテラスや天草パールガーデン&海中水族館などの観光施設がすぐ近くにあるのも便利ですよ。