モルディブ&シンガポール旅行①:準備~到着まで
もう一年も前のことになってしまうのですが、モルディブとシンガポールに旅行したのでその記録を残しておきます。記憶力やばいので忘れてることもありそうですが。新婚の時にハネムーンに行けなかったので、かなり遅いハネムーンとして行きました。2019年の6月、シンガポール航空で行くモルディブ4泊シンガポール2泊の9日間の旅でした。
モルディブとは?
正式にはモルディブ共和国です。インド洋の島国で、インドとスリランカの近くにあるイスラム教の国になります。
観光地とかはほぼないので、宿泊するホテルで綺麗な海を満喫したりのんびり過ごす感じですね。地元民が暮らすローカルアイランドを訪れることも可能ですが、イスラム教の国なので服装とか注意しないとかもです。
モルディブは雨季と乾季にわかれ、5月~10月が雨季で11月~4月が乾季になります。モルディブは乾季に行くのがおすすめです。海が穏やかで透明度が増しますから。よく写真で見る美しいモルディブを見たいなら乾季に行くべきだと思います。雨季でも一日中雨が降ることはほぼありませんが、一日に数回スコールがきます。また、雨が降ってなくとも風が強くて海が荒れて波が高かったりします。ただ、雨季には雨季の良さがあり、シーズンオフなので安くなるのと、雨季でないと見れないマンタやジンベエなどの大物を見れるシュノーケルツアーが催行されるようになります。
わたしは、旦那が長い連休を取れるのが6月しかなかったので雨季に行くことになりました。
楽しいけれど悩ましきホテル選び!
モルディブは1島1リゾートなのでホテル選びが重要になります。やはり、憧れの水上コテージに泊まりたいと思いまして、わりとラグジュアリーなグレードから探していたのですが、素敵なホテルがたくさんあってめちゃくちゃ迷いました。ある程度代理店さんに絞ってもらわないと目移りして大変です。最終的にミライドゥ(Milaidhoo Island Maldives)かアミラフシ(Amilla Fushi)という2つに絞り、予算的にはアミラフシの方が良かったのですが、ミライドゥのピンクを基調とした可愛いコテージに心を奪われ、ミライドゥに決定しました。ちなみにホテル選びの条件として挙げていたのは、ハウスリーフが良いこと、海に降りる階段があること、マンタツアーに行けることでした。
ハウスリーフがいいというのは、島のまわりにサンゴ礁があって魚がたくさんみれるということですね。魚がたくさん見れるタイプの島は近くにドロップオフと呼ばれる海が深くなる場所があると思います。一方、周りが遠浅のホテルもあります。
写真はお借りしましたが、上のような薄いブルーの海は遠浅です。ラグーンですね。深い海は怖いという場合はラグーンタイプの島がいいかもしれません。綺麗ですが魚はいないのでシュノーケルとかには向かないです。
モルディブへの行き方
わたしのモルディブへの行き方は、地元の空港→羽田→経由地→首都マーレ→ホテルのある島、という形でした。マーレからホテルのある島への移動はスピードボートか水上飛行機ですが、ミライドゥはマーレから遠い場所にあるため水上飛行機の利用になります。水上飛行機は夜は飛ばないので、羽田を発つ時間によってはマーレで一泊する工程が追加されます。マーレで一泊するのが嫌だったので、深夜便で行くことにしました。22:55に羽田を出発し、早朝5時前に経由地シンガポールのチャンギ国際空港に到着し、乗り継ぎのために5時間くらいラウンジで待機してからマーレに出発しました。このトランジットが中々しんどかったです。本当はもう少し乗り継ぎ時間が短かったはずなのですが、変更になってしまいまして。代理店さんが無料でトランジットラウンジかトランジットホテルをつけてくれたので助かりました。ラウンジにしたのは、ホテルで寝ちゃうと寝坊する可能性があったからです(笑)マーレで一泊する方が、リゾートに着いた時の疲れは少ないかもしれないですね…。どっちがよかったんでしょ。
マーレから水上飛行機でミライドゥへ
マーレからの水上飛行機は基本的に混載ですが、超ラグジュアリーなホテルは専用機があります。水上飛行機に乗るまで時間があるので、スタッフが専用ラウンジへ連れて行ってくれます。送迎車にミライドゥのロゴが描かれててテンションあがりました(写真は帰りの時のです)。めちゃ良さげな車でした。なんだったかな、確かレクサスかベンツだったような気がするんですけど忘れちゃいました…。
歯形みたいなのがミライドゥのロゴです。環礁を表してるんですって。ちなみに、ミライドゥがあるのは「バア環礁」というところで、ハウスリーフが綺麗な環礁になります。
ザ・ノーチラス・モルディブという、2019年の2月にできたばかりのミライドゥの上位姉妹リゾートの送迎車もありました。超ラグジュアリーなところです。
専用車で送ってもらって、ミライドゥの専用ラウンジに着きました。入り口が既にもう可愛いこと!
この鮮やかなブルーがミライドゥカラーになります。
中に入ると、このミライドゥカラーがアクセントになったお洒落な空間が。
飲み物を聞かれ、クランベリージュースを頼んだらビンで出てきました。ボケてる写真ですみません(笑)
他にもケーキ、お菓子、フルーツ、紅茶などの軽食も置いてあって自由に利用できます。
小さくて可愛いフルーツケーキとチョコレートブラウニー。
プリングルスはホテルで食べようと思ってリュックに入れました。
フルーツは食べるのが大変そうなので手をつけませんでした。頼んだらカットしてくれるんですかね…?
TWGの紅茶が用意されていて嬉しい。
ラウンジのデッキに出るとなんと猫ちゃんが!桟橋から海に落ちちゃったりしないか不安でした。
宿泊者が揃ってから、水上飛行機乗り場へと向かいます。混載だと思っていたら、ザ・ノーチラスの専用機でミライドゥまで直行してくれました!わたしたちの他にもう一組、アラブのエレガンスなセレブ家族風の方々と一緒でした。
気品のあるパープルの機体。一番前列の向かい合わせのシートに座ったらプロペラが横でちょっと怖かったです。ノーチラスの機内はたぶん一般的なものよりゆったりした座席になってると思いますが、それでも狭くて暑いです。マーレからミライドゥまで、20分くらいかかったかなぁ~。
どんどん上昇してマーレの街並みが眼下に広がっていきます。結構ビルが建ってますね。雑然としてる感じです。
船がいっぱい停泊していました。建設中っぽい建造物もたくさんあります。
マーレから離れていくと、リゾートが点々と見えてきてわくわくします。あれは何てホテルかな~って、見てたパンフレットを思い出してみたりしましたがわからないです。
ラグジュアリーなのからお手頃なのまで、モルディブのリゾートは100以上あるそうですね。
絵具を溶かしたみたいに見えるグリーンが綺麗です。こういう、リゾートが見えてくると楽しいのですが、何もない海を飛んでる時間も長くてそういう時は退屈です(笑)
リゾートではなさそうな、ローカルアイランドぽい島も時々みえます。
この真っ白でモダンな水上コテージは、最終候補で迷っていたアミラフシです。アミラフシもバア環礁にあって、ミライドゥから見えるぐらいに近くにあるので、もうミライドゥはすぐそばですね。
上空からのミライドゥを撮りたかったのですが、見えるのと反対側に座っていたので撮り損ねました!ミライドゥ上空で、着陸するより前に乗務員さん(?)がわたしのシートベルトを外してくれて、なんでだろうと不思議に思っていたのですが、後で旦那が「写真撮っていいよってことだと思ったよ」と言っていたので、わたしは彼の厚意に気づかず着席したままでした。気が付かずすみません…、ありがとう。
水上に着陸して、そこからスピードボートで島に連れて行ってもらいます。足場が不安定で海に落ちやしないかとちょっと怖かったです。
ミライドゥ到着
到着するとバトラーさんが出迎えてくれます。バトラーは、各部屋毎についてお世話してくれる人です。部屋に直通の携帯電話が用意されてるので、何かあったらすぐに連絡を取ることができます。レストランやエクスカーションの予約からささいな要望まで色々聞いてくれます。おひとりで複数の部屋を受け持ってるのでとにかくいつも忙しそうでした。わたしたちを担当してくれたのはNasheebさん。
ミライドゥのスタッフさんたちはフレンドリーでホスピタリティが非常に高く、口コミの評価もとても高いです。
チェックインとかは特になく、ジェッティを抜けた先にあったレセプションみたいな場所で飲み物を出してくれました。下が砂になってるのが可愛いです。
これは夜みたいな写真ですが、到着したのは夕方頃です。ココナッツジュースみたいなのを出してくれ、さらにシャンパンも頂けました。旦那はシャンパンはやめておいたのですが、せっかくなのでわたしは頂きました。しかし飲み切れず結局旦那に渡すという…。
道中のレストランなどを紹介しつつ部屋へ案内してくれます。薄暗くなってきた頃でしたが、憧れの水上コテージが並ぶ景色に胸が躍りました。
遮るものがないため風がとても強かったので、足元気を付けて。
モルディブらしい茅葺き屋根の水上ヴィラが30室、ガーデンヴィラが20室のトータル50室というとてもこぢんまりとしたリゾートです。島自体が小さく、歩いて一周約10分。9歳以上でないと宿泊できないため、大人向けの落ち着いたリゾートになります。
部屋に入ると、一目惚れしたピンク基調のベッド!かわいい~~。
ベッドの上に置いてあるブルーの丸まった布みたいなのはサロン(パレオみたいな腰に巻く布)です。
コテージに入るとすぐ置いてある宝箱。中に何か入れると忘れて帰る恐れがあったので使わなかったけどかわいい。
入り口に置いてある椰子の実。裏返すと『PRIVACY』の文字が。清掃とかに入ってきてほしくない時に扉の前に置いておきます。
お部屋にもちゃんとウェルカムシャンパンが用意してあります。
ウェルカムフルーツもあります。毎朝補充してくれます。コバエみたいなのが結構飛んでいたのが気になって、わたしは冷蔵庫に入れました。虫よけのカバーガラスみたいなのが欲しかった…。あと、ナイフとフォークで食べるには難易度が高いものもありました。バトラーさんにお願いすればカットしてくれると思うんですけど、お願いせず。
フリードリンクと、有料のミニバーがあります。電気ケトルの右側にある筒状のやつはお水のボトルです。毎日2本補充してくれます。TWGの紅茶とカプセル式のコーヒーが用意されてあって自由に飲めるのが嬉しかったです。ビスケットも無料で食べれました。
広いデスクの上にはエクスカーション、スパ、ルームサービスなどのメニューが。ブルーの携帯はバトラーさん直通のもの。カレンダーとティッシュ箱の間にある袋上のものには、双眼鏡が入っています。
赤がお洒落なソファ。
壁に掛かった絵。
絵を左右にスライドさせるとテレビが出てきます。お洒落ですね。滞在中一度も見ませんでしたが…!
お花のシーリングファンがとてもかわいいです。
お部屋にはヨガマットとビーチバッグが用意されています。ビーチサンダルも用意されてます。有難いです。早朝7時だったかな、無料でヨガレッスンが開催されてます。わたしは早起きできなかったので一度も参加しませんでした…。
広くて使いやすい洗面台。ここにもお水のボトルが用意してあって毎日補充してくれます。
ひとつひとつ小さなバッグに入った可愛いアメニティたち。お土産に持ち帰りました。
トイレも綺麗です。なんとウォシュレット付きです。トイレ座ると右側がガラス張りで海が見え、開放的です。ちょっと落ち着かない。
部屋の大きな窓を開けるとサンデッキとプライベートプールに繋がっていて、その先はもう海。なんて贅沢。
サンデッキにはオンドーリ(ブランコ)が。昼間に雨が降ったのか少し濡れてました。
日光浴に良し。濡れた水着などを干すにも良し。
夕暮れの美しいサンデッキ。インフィニティプールは広々としていて十分泳ぐことができます。
荷物を片したり写真を撮ったりしていたらあっという間に夕食の時間になりました。ちなみに、広いウォークインクローゼットがあるので大きなスーツケースも置けちゃったし、服もハンガーにかけて置けます。
夕食はOcean(オーシャン)というレストランで食べました。ハーフボードにした場合の朝夕食はOceanでの食事になります。
Oceanに行く途中、ビーチではロマンティックディナーの準備をしてました。ボケボケの写真…。
すごい風が強くて、Oceanで夕食を食べてると開け放たれてた窓から物凄い風が吹き込んできて大変でした。途中でスコールも降り始めたので、遂に窓は閉められましたが、外で食べてる人たちは慌てて中に移動してました。ロマンティックディナーされていた方はどうしたんでしょう。スコール大変ですね。レストラン内が暗すぎて料理が全然美味しそうに撮れなかったので写真ないのですが、スープとリゾットとマグロのステーキを食べました。Oceanには日本語メニューもあるので注文しやすいですし、料理の種類も豊富なのでそう簡単には飽きないと思います。どのお料理もとても美味しかったです。
ミライドゥに到着した日は、もう夜ごはん食べて寝るだけという感じでした。
続きはまた。