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知識も興味もゼロだったけど注文住宅でマイホームを建てている話

興味も知識もゼロだったけど注文住宅でマイホームを建てている話

2026年、マイホームを建てています。一年以上前から家を建てる話はあったのですが、間取りを決めるまでがスローペースで、今年に入ってから一気に事が進みました。まだ完成していませんが、知識ゼロ、なんならマイホームなんて興味もゼロだった私の家づくりの話をご紹介します。

我が家はもともと土地があったので土地探しをしていないこと、知人の工務店さんに頼むことが最初から決まっていたのでハウスメーカーや工務店選定をしていないなど、参考にならない面もあるかもしれませんが、これから注文住宅を建てるという方に体験を共有できればと思います。

ゼロからの始まり

私はマイホームが欲しいという願望がまるでありませんでした。むしろ、マンションが良いと思っていました。だって戸建てだと掃除や管理する場所が多くてめんどくさそうだから。家の中の掃除だけでも面倒なのに、庭やら外壁やら家の周りやら追加されるなんて、そんな頻繁にやる場所じゃないにしても掃除嫌いには苦痛。マンションなら定期的に外壁の掃除や植栽の剪定やらが入って、綺麗に保たれてます。私の手を煩わせるのは、部屋の中だけ。

何より、戸建てはマンションより虫が出そうなのが嫌だ。Gが出たら引っ越したいぐらいに思ってたのに、戸建てじゃ逃げられもしない。マンションの上階にGは基本出ませんが、戸建てには相当なリスクがある(※個人の感想)。実際、もう20年以上マンションに住んでますが、部屋にGが出たことは一度もありません。マジで、心底、虫が嫌だ。

という理由で、私はマイホームを持つことに憧れなどは全くありませんでした。しかし、諸事情あり、なんと土地もあった。田舎なので、広めの立派な土地。遂に旦那が家を建てることを決定したため、マイホームづくりが始まったのです。

マイホームを建てることが決まっても、何から始めればいいのやら?とか調べもしませんでした。だって乗り気じゃなかったし、知人の工務店さんに依頼することが旦那の意向で決定していたから、私はもう流れに身を任せるだけ。

とは言え、住宅展示場には行きました。大手ハウスメーカーのお洒落な住宅を見学したり話を聞くのは楽しかったです。どんなおうちがいいかなと考えるのは楽しい、そう思い始めました。

ちなみに、家を建てると決めた当の旦那には「こういう家にしたい!」という願望やこだわりが全然ありません。住めればいい、ぐらい。完全に予算管理担当。そして、興味ゼロだった私も家づくりの情報を熱心に収集してなかったため、間取りを決める打ち合わせでは二人して「よくわかんないね~」って感じでした。舐めている。設計士さんも困ったことでしょう。

私はただ、とにかく虫が嫌だってことと、耐震や断熱など性能の良さを第一に、収納多めで掃除の手間がかからない、というようなざっくりした希望を伝えました。間取りに関してはあまりこだわってない方なんじゃないか…と勝手に思っています。

最初からもっと情報収集するべきだったという後悔はあります。間取り大丈夫だろうかという不安もあります。ただ、家づくりも佳境に差し掛かってる今思うのは、情報収集し過ぎてもきっとわけわからなくなるだろうなということ

家はそれぞれのライフスタイルや好みに合わせないとなので、正解がないことが多いです。ネットやSNSに上がってる後悔やNGポイントなどは人によってはアリだし、その逆もしかりでしょう。後悔がひとつもない家づくりなんてきっとありません。そうは言っても、自分がよかれと思って採用したものが後悔ポイントとして挙げられていたら不安は尽きなくなる。しかも、無限に流れて来る他人のお洒落な家を見て欲望は膨らむばかり。沼ですよ、底なしの。情報の取りすぎにも気を付けてください。

ハウスメーカー vs 地元工務店

私にはハウスメーカーを選択する余地は最初からなかったのでこの難問には直面しなかったのですが、もし、選択の余地があったならどちらを選ぶか。…たぶんハウスメーカーです。ハウスメーカーて言葉さえ最初知りませんでしたが。

これは、現状の工務店さんに不満があるということではありません。元々付き合いがあって信頼している今の工務店さんとハウスメーカーなら、今の工務店さんを選びます。最初から信頼関係があるわけではない場合にどちらを選ぶかってなると、ハウスメーカーを選ぶということです。

理由としては、やはり大手であることの安心感と品質の保証があるからですね。当然、一概にハウスメーカーの方が上と言えるわけではありませんが。例えば、大地震が起きて家に問題が発生した時、地元工務店の場合彼らも被災してるため対応に時間がかかる可能性がありますが、全国展開のハウスメーカーなら心配いらないと思います。品質に関しては、ハウスメーカーは一定の水準が保ちやすいですが、工務店の場合手掛ける職人の腕による面もあるらしく、そこまで見極めが必要とされるなら選定も大変です。

地元工務店のメリットはハウスメーカーより費用が抑えられることと、自由度が高いことですね。ほんと自由です。自由すぎて困るぐらい。ハウスメーカーがどれぐらいの自由度なのかわかりませんが、そんなに奇抜なことをやろうとしてるわけではない私は、ハウスメーカーの自由度でも十分なんじゃないかって気がするのです。自由すぎてあれこれ迷うのに疲れることがあるので、ある程度の枠組みの中から選ぶ方が楽なのではないかと思いました。こだわりがある人は工務店がおすすめです!

また、これは完全に工務店によると思うのですが、うちの場合は内観について積極的な提案やプランはなく、施主の希望を実現しようとしてくれるタイプでした。もちろん、○○について提案欲しいと言ったらしてくれますし、決めれないから相談に乗ってと言えば乗ってくれます。でも向こうから「こんなのどうですか」「こんなこともできます」みたいなのは少なかった。具体的に自分のビジョンを持ってる施主なら問題ないと思いますが、私は「ド素人の希望のままに作って本当に大丈夫なのだろうか…」と不安になることがありました。ガンガン提案されたい場合は、そういうタイプの工務店を見つけないといけないかも。全部自分で決めたいという人は工務店が合うと思います。

それと、インテリアコーディネーターとパース作成の有無は絶対に確認した方がいいですね。ハウスメーカーでも会社によってなかったり有料の場合があるのかな?うちにはどちらもなく、常に悩みまくりです。パースは頼めば作成してもらえたかもしれませんが、終盤に差し掛かるまでパースという言葉すら知らず、旦那に「イメージCGみたいなのないのかな~」なんて愚痴ってました。情報収集大事。

建てながら決めた

うちの場合は仲の良い知人という関係があるせいか、打ち合わせも業務的な感じはなく、家を建てる手順というか工程の説明が事前になかったんですよね。どういう順番でものごとを決めて進めていくのかわかってなかったなと、今になって思う。

てっきり全体が決まってから着工するんだと思ってたら、内観や外観の話を詳しくすることなく、間取りが決まった段階で地鎮祭して、建てながら諸々決めていきました。それは実際柱が立った状態で空間を見ながら決めれるという良い点もあるのですが、もっとゆっくり時間をかけて検討したかったというのが本音。

いや、着工前に時間はたっぷりあったんですけど、なんせ工程を把握してないから頭の中で呑気にあーだこーだ考えてただけで、急に着工して事態が進みだした印象でした。着工したら色々期限が出てきますから、急いで決めないといけないことが出てきます。

事前に説明がなければ住宅設備・外構・床材・建具・クロス・照明・配線など、何をどういう順番でいつまでに決めるのか、ざっくりとでも確認すると良いと思います。配線とか照明とか、家具の配置を決めないとわからない部分があるので、早めにイメージした方が良いです。柱や壁が立った後だともう変えられないこともありますしね。クロスのことばかり考えていたけど照明を選ぶ方が先だった!みたいなことも起こります。

ハウスメーカーは説明や段取りはしっかりしてそうだし、ある程度決定してから着工という流れになるんじゃないかな、という勝手な印象です。一方で、ギリギリでも変更が効くなど柔軟に対応してくれるのは工務店だからかなという気がするので、これは有難かったです。

センスもゼロ!そんな私が頼ったもの

選択肢があったならハウスメーカーを選ぶなんて言いましたが、工務店での家づくり、めっちゃ楽しいです。工務店の自由度を活かしきれてない気がするのが悔しい。もっと工務店を悩ませるくらい細かいこだわりを作れば良かった。こだわりたい人はほんと工務店がおすすめです。注文住宅の楽しさを存分に味わえるのはきっと工務店です。

ただ、自由すぎるがゆえ難しい。インテリアコーディネーターがいないのも難易度を爆上げしている気がする。私、優柔不断なんです。北欧モダンを見て「これがいいな」、ラグジュアリーなホテルライクを見て「やっぱりこれがいいな」、ナチュラルを見て「これもいいな」って、もうあっちこっちに心がグラグラする。

しかも、コーディネートセンスがない。服のコーディネートだって、頭の中であのトップスとこのボトムス合いそう!と思っていざ着て見たら全然合ってないなんてザラ。建具やらクロスやらインテリアやらを決めるのも、単体で「これ可愛い」「あれお洒落」「これ好き」で選んでしまいがちで、統一感を意識するのが難しい。意識したとて実際建つまで本当に合ってるのか確認ができない。怖いから無難なの選びがち。柄物のクロスとか可愛いな~って思ったけど、選べませんでした。

あ、私はクロス選びが一番楽しかったです。すごく大変だけど。クロスのサンプル本見るのが楽しい。大量のサンプル本を渡された時は怖かったけど、眺めるの面白かった。家に欲しいくらい。でもクロス選びはほんと迷宮です。本の小さいサンプルとA4サイズのカットサンプルとでも見え方が変わるし、わけわからなくなります。白だって完全に白なのかグレー系なのかベージュ系なのかオフホワイトなのか、石目調なのか布目調なのかで印象が変わって来ますからね。

旦那もセンスがない上に何でもいい派なので、私の好きにできるのは最高だけど頼りにはならない。センスに自信ない人は、インテリアコーディネーターついてるとだいぶ安心だと思います。有料でも依頼する価値はあると思います。

まあ、うちはなんだかんだコーディネーター入れずにやってきちゃいました。当然、工務店さんと相談はできますが、色の相談とかは返答が「好みですね」になる場合も多い。プロの意見が知りたい…そう思った私は、AIに相談しまくりました。AIはプロじゃないけど。ChatGPT、Gemini、Grokなど色んなAIに聞きました。同じ質問でAIによって答えが異なった場合、「こういう意見もありますけど~」ってバトらせた。最初はGeminiが好きだったのですが、最近どうしたことかポンコツすぎて使えません。

でも所詮AIなんでね、信用性はかなり怪しいです。例えば、AIが「プロのインテリアコーディネーターとして選ぶなら、手すりの色はホワイトです!あなたのLDKは白で統一されているので、ブラックにすると他の素材との繋がりがなく唐突感があります」と答えたとしても、私が「えー、でも工務店さんはブラックだと空間が締まるって言ってましたよ」なんて返すと、「そうなんです!あなたの空間は白が多いので、実は手すりをブラックにすると空間が締まってよりモダンなホテルライクになります」みたいな掌クルックルで意見を変えるので。何が「実は」だと殴りたくなる。だんだん、コーディネートより私に忖度してるんじゃないかって感じの答えになってきますし。

とは言え私にとっては貴重な相談相手です。AIとともに作ったと言っても過言ではありません。お洒落な家になるのか、残念な家になるのか、結果は完成後のお楽しみ!

最後に

アメリカとイランが戦争始めてホルムズ海峡が封鎖されたせいで、値上げしたり一時的に受注停止になったりと、人が人生でも最大の買い物しようとしてる時に何してくれてんねんってなりました。

完成したら採用した住宅設備やインテリアについてご紹介していきたいと思います。また、住んでからのお気に入りポイントや後悔ポイントなども追々記事にできたらなと思ってます。AI頼りのコーディネートが成功するのか失敗するのか…ドキドキです。

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