【新築キッチン】TOTOザ・クラッソを選んだ理由と仕様紹介

【新築キッチン】TOTOザ・クラッソを選んだ理由と仕様紹介
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新築を建てる際、多くの人が悩むポイントの一つが「キッチン選び」ではないでしょうか。キッチン設備は住宅において占有する面積が比較的大きく、家全体の印象にも大きく関係してきます。また、毎日使う場所だからこそ、デザイン・機能・使い勝手のどれも妥協したくない一方で、メーカーやグレードの選択肢が多く、何を基準に決めればいいのか迷う方も多いと思います。

私自身も新築でキッチンを選ぶ際、いくつかのメーカーを比較しながら悩んだ末に、TOTOの「ザ・クラッソ」を採用しました。今回は、なぜこのキッチンを選んだのか、どんな仕様・オプションにしたのかをまとめておきたいと思います。使用した上での感想は別途記事を作成するつもりです。

同じようにキッチン選びで悩んでいる方の参考になればうれしいです。

検討したメーカー

候補として他に検討していたメーカーについて軽くご紹介します。まず、家を建てると決まった当初、私は框扉のキッチンにすごく惹かれていました。框扉とは下の写真のようなものです。扉の面がフラットではなく、額縁みたいになっているデザイン性のある扉です。

框扉のキッチン
Photo by Clay Banks on Unsplash

今はシンプルでノイズレスなデザインが流行ってるので框扉は少ないですが、主要なキッチンメーカーでも用意されています。

私がキッチンの候補に考えていたのはクチーナ、キッチンハウス、グラフテクト、リクシルです。クリナップにもおしゃれな框扉のキッチンがあります。クリナップはステンレスが強みで、2026年現在、キッチン人気No.1のメーカーなのですが、マンションのステンレスシンクの水垢が全然落ちなかったことからステンレスに良い印象がなくて、候補に入れませんでした。タカラスタンダードもキッチンの大手メーカーでホーローが強みですが、ショールームを訪問した際デザインが私好みではないと感じてしまい、候補から外しました。そして、TOTOには全くキッチンのイメージがなかったので、興味を持っていませんでした。

候補に残った4社の特徴をご紹介します。ちなみに、我が家はアイランドキッチンです。最初は汚れなどの心配からペニンシュラキッチンを希望してたのですが、間取りを決めていく段階で最終的にアイランドになりました。

クチーナ

クチーナはオーダーメイドのキッチンメーカーです。サイズやレイアウト、素材、カラー、使い勝手などあらゆることをカスタムして自分だけのキッチンを作成します。つまり、お高いです。決められたものの中から選ぶのではなく、理想のキッチンを作りたいという場合にはとても魅力的なメーカーです。通常ではできないようなことも叶えられるかも。私がクチーナに惹かれたのは、框扉のキッチンがすごく上品で美しかったからです。エレガントで女性的なデザインのキッチンです。遠方なのでショールームには行かずじまいだったのですが、TOTOのザ・クラッソに出会ってなければ間違いなくショールームまで飛んでました。

キッチンハウス

クチーナ同様、オーダーメイドのキッチンメーカー。ただ、キッチンハウスにはフルオーダーとセミオーダーがあり、セミオーダーは決められた中から選んでいくという形で、フルオーダーよりかは手が出しやすいプランがあります。エバルトという傷や汚れに強いキッチンハウス独自の素材を選ぶことができます。キッチンハウスにも框扉があってすごく素敵ですし、モダンなスタイルからラグジュアリーなものまでデザイン性が高いメーカーです。

グラフテクト

グラフテクトはキッチンハウスのセカンドラインとして誕生したブランドです。標準仕様・オプション仕様の中から選択してプランを決定する方式で、キッチンハウスよりお手軽な価格。框扉のデザインはないのですが、おしゃれな家系インフルエンサー(?)の方々がよくグラフテクトを採用されてるようです。框扉がないにも関わらず候補に入れたのは完全に「なんかおしゃれそうだから」という理由。手の届きやすい価格で高級感のあるキッチンにできそうです。キッチンハウスと同じエバルト素材を選ぶことができます。

リクシル

マイホームを建てたことで、家に関するものならだいたいリクシルで揃うことがわかりました。リクシルのキッチンの最上位グレードであるリシェルは性能面での評判が良く、まず何と言っても傷や熱にべらぼうに強いセラミックのワークトップが魅力的。熱々のフライパンなどを直置きしてもOKだし、まな板なしで包丁使っても傷つきにくい(それでも鍋敷きやまな板使った方が良いと思いますが)。また、収納も大容量でどこに何をしまうか設計された造りになってて使いやすい。シエルブルーの框扉のデザインがめっちゃいいなあって思いました。TOTOのザ・クラッソじゃなかったら、リクシルのリシェルを選んだと思います。クチーナは憧れ。

以上が、私がキッチン候補に考えていたメーカーです。
ここからなぜ候補にも挙がってなかったTOTOが出て来たのかというと、私の住んでる地域からクチーナ、キッチンハウス、グラフテクトのショールームはかなり遠くてですね。近場にあるショールームから足を運んでたら、TOTOのショールームでザ・クラッソに出会ってしまったのです。この、ショールームが遠くて気軽に行けないという問題は壁紙・カーテン・家具を選ぶ際にも良くぶち当たって、アンチ田舎の私には非常にストレスだったのですが、キッチンに関して言えば、高級なクチーナやキッチンハウスのショールームに行く前にTOTOに心奪われて良かったと思いました。いや、ザ・クラッソも最上位グレードで高いんですが…。

ザ・クラッソを選んだ理由

キッチンの候補には入れていなかったTOTOのザ・クラッソ。それがなぜ最終的に採用されたのか。TOTOのショールームに行ったのも、トイレとお風呂を見るのが主目的でしたが、せっかく予約して来たのだから全部見せてもらうか、という感じでキッチンも案内してもらうことにしました。それが、ザ・クラッソとの運命の出会いでした。

決め手は唯一無二のクリスタルカウンター

初めはふーんて感じでキッチンの説明を聞いてたのですが、天板がやけに透明感のある素材なことに気付き、それがシンクまでシームレスに繋がっている様がすごく綺麗に見えました。キッチン選びのYouTube等でTOTOがクリスタルカウンターなるものを採用していることは知っていたのですが、「クリスタルて(笑)」なんて思ってあまりちゃんと見てませんでした。何より、TOTO=トイレのイメージが強すぎて、なんとなくキッチンは違うって思い込んでました。ごめんなさい。実際見たらクリスタルの名に相応しい透明感だった。まるですりガラスのようなワークトップなんて他で見たことなかったです。

ショールームの展示品の写真は写り込みなどあったため控えますが、展示品の扉パネル(ルフレスノーホワイト)とクリスタルカウンター(クリスタルペールグリーン)の組み合わせが下の写真です。クリスタルカウンターの透明感は多少なりとも伝わりますでしょうか。

クリスタルカウンターは2026年現在、単色が6色、柄入りが6色展開されています。下の写真が柄入りの内の3色のサンプル。だいぶ写真撮るのへたくそなので、実物見て欲しいです。大理石みたいな石目模様がある天板は見たことありましたが、カラフルな模様を見るのは初めてでびっくりしました。もうこれでクリスタルカウンターにぐぐぐっと心が傾きました。特に、写真左のラールブルという淡いブルーとピンクが混じったマーブル模様のようなカウンターが私の好みにどストライクだったのです。

公式サイトによるとクリスタルカウンターは「自然光や照明など、当たる光によって表情が変化」すると謳っています。光によって色味が変化するみたいなんですよね。それもまたお洒落。インテリアのように楽しむことができるキッチンになります。

クリスタルカウンターにはすごく惹かれたのですが、私が希望していた框扉はトラディホワイトとトラディブラックという2種類しかありません。トラディホワイトは真っ白というよりはアイボリーのような印象で、この2種類ならトラディブラックの方が好みだったのですが、家全体の雰囲気を明るくしたかったのでダーク系のトラディブラックはちょっと違うかなと思いました。また、クラシカルな雰囲気になる框扉にモダンテイストのクリスタルカウンターが合うのかという不安もありました。もちろんカラーシミュレーションでは合いそうな組み合わせもありましたが、私が一番惹かれたラールブルとはどうも合わない気がしました。

クリスタルカウンターにしたいなら框扉を諦めるのか…。私の中でクリスタルカウンターと框扉が天秤にかけられる状態に。また、ショールームのアドバイザーさんから框扉は段差があるからどうしても埃がたまるという掃除嫌いには嬉しくない問題があることを教えて頂きました。マンションの室内ドアが框ドアで、毎日「なんかあそこ埃たまってんな~」と思いながら過ごしていたことをそこでようやく思い出したのです。

帰宅してからもずっとクリスタルカウンターのことが忘れられず、框扉のキッチンに憧れていた心をじわじわと侵食されていきました。框扉のキッチンの写真を見るとやっぱりいいなあ~!と思うものの、埃問題はめんどくさい。あと、クリスタルカウンターって、キッチンだけじゃなくてTOTOの洗面台エスクアやトイレのキャビネットのカウンターにも使えるんです。全部クリスタルカウンターにしたい、という気持ちが日に日に強くなり。もう私完全にクリスタルカウンターに魅了されてるなと思ったので、框扉はやめてクリスタルカウンターを採用することを決心したのです。

ザ・クラッソの最大の魅力はクリスタルカウンターです。クリスタルカウンターが好みでないなら、正直ザ・クラッソを選ぶ必要はないかなと思います(もちろん機能性にも魅力はありますが)。現在の流行りは結構ドーンとした重厚で男性的なキッチンですが、クリスタルカウンターはそれとは違うテイストかなと思います。透明感や美しさ、軽やかさを空間に演出したい場合にはクリスタルカウンターは超おすすめです。これは他のメーカーでは選べない唯一無二の天板だと思います。

実は機能面も優秀だった

完全にクリスタルカウンターの見た目でザ・クラッソに決めた私ですが、機能面も優秀です。

熱や傷に強いクリスタルカウンター

クリスタルカウンターはエポキシ樹脂という素材なのですが、リクシルのセラミック天板ほどではないにしろ、硬い物を落としても傷がつきにくく、熱にも強い素材です(鍋敷きの使用を推奨しています)。綺麗な天板なだけにシミや擦り傷がつくとショックですが、スコッチブライトで擦るとまた綺麗な天板が復活します。ショールームではクリスタルカウンターに油性ペンで書いたものをスコッチブライトで擦って消すというパフォーマンスもありました。

ただ、口コミを見ると経年で黄ばみが出て来るなどの意見が見られるので、その辺は今後注意して見ていきたいです。また、たくさん料理を作る(天板に調理後の鍋をたくさん並べる)など、わりとハードに料理をされる方は頑丈なセラミック天板のリクシルのほうがいいのではないかなと、個人的には思います。

掃除が楽なゼロフィルターフードeco

TOTOのゼロフィルターフードecoというレンジフードはなんと10年間ファンのお手入れ不要なんです。これは10年間お手入れしなくても汚れないということではないので、定期的にお手入れするのが望ましいことではあるのですが、10年お手入れしなくても必要換気量が得られるということのようです。いくら超ズボラな私とて流石に10年放置はしないと思いますが(たぶん)、10年お手入れ不要と言われてると気が楽です。本体やオイルパック、整流板は月1程度の清掃が必要とされてますが、レンジフードはフラットで清掃しやすく、オイルパックなどの取り外しは簡単で、いずれもサっと拭くだけで汚れが取れるとのことなので大仕事ではなさそうです。ファンの取り外しも簡単なので、ちゃんとファンも定期的に清掃する方にも負担は少ないと思います。

汚れを抑制するきれい除菌水

TOTOと言えばきれい除菌水です。ネオレストなどのトイレにも採用されていて、定期的に勝手に散布してくれてます。きれい除菌水とは次亜塩素酸を含む安全な水で掃除が不要になるわけではないのですが、汚れを抑制してくれます。ザ・クラッソについてるタッチレスきれい除菌水生成器は、排水溝の網かごのぬめりを抑制したり、まな板や包丁や布巾などの除菌に使用することができます。こまめなお掃除が苦手なズボラ民には、汚れを抑制してくれるというのは有難いかもしれません。

フロントオープンの食洗機を入れられる

私はどうしてもフロントオープンの食洗機を入れたかったので、これはかなり重要なポイントでした。スライドオープン式の食洗機を使ってたのですが、これが入れにくいのなんの。上手く食器がはまらなくて倒れたり、マグカップなどを上部の折り畳みスペースに先に入れてると、その下のスペースに後からお皿を入れたい場合にいちいちまたマグカップを取り出して入れたりなど、ストレスが多かった。食器を入れられる量も少ない。

新築の食洗機はこういう不満点を解消したいと調べていたら、ミーレやボッシュなどの海外製のフロントオープンの食洗機は大容量で、鍋やフライパンなども入れられて、洗浄力がめちゃ高いので入れ方がわりと雑でも汚れが落ちるそうです。絶対海外製入れたい!と最初は思いましたが、なんとパナソニックからフロントオープンの食洗機が発売されていて、ザ・クラッソにはそれが入れられるとのことで、最終的にパナソニックに決めました。性能的には海外製のにも劣らず、乾燥能力はパナソニックの方が優秀で、メンテナンスのことなどを考えると国内メーカーのほうが安心かなという理由です。私の不満点が本当に解消されるかは実際使うまでわかりませんので、やっぱり実績にある海外製にすればよかったという後悔ポイントになる可能性もあります。ちなみにザ・クラッソは海外製のも入れられます。

選んだ仕様・オプション紹介

天板

カウンター素材クリスタルカウンター
ラールブル

カウンターはクリスタルカウンターの他にも人工大理石、ステンレスが選べます。
色は一目惚れしたラールブルを選択。「夜が明ける直前の表情豊かな空模様」を表現しているそうです。シンクとの一体感は単色の方が強い印象を受けました。

アイランドキッチンの扉色ぺルラホワイト
カップボード側の扉色ぺルラホワイト
吊戸棚の扉色ぺルラホワイト

扉の色は全てぺルラホワイトにしました。ショールームで見て綺麗だなと思った、キラキラしたパール感のある鏡面の白です。2025年版カタログの表紙にもなってるラールブル×ペルラブルーの組み合わせもすごく惹かれて悩みました。ペルラブルーは北欧テイストにとても合いそうです。
リビングに収納がないので、キッチンの前側は収納にしました。

水栓

タイプタッチレス水ほうき水栓LF(浄水器兼用) + きれい除菌水生成器
クロムメッキ

水栓は手動だと水滴の跡がすごくつくのでタッチレスが良いかなと思いました。室内ドアのハンドルの色がニッケルなので水栓もニッケルにすればよかったかも。でもニッケルにするだけで高くなるんですよね。
浄水器ありの生活をしてたので、新築でも浄水器はつけました。

レンジフード

タイプゼロフィルターフードeco
シルバー

フードの色はシルバー、ホワイト、ブラックの3種類から選べますが、シルバーが一番汚れが目立たないとのことでシルバーにしました。

コンロ・食洗機

コンロ日立の3口IHヒーター・ラク旨グリルのシルバー
食洗機パナソニックのフロントオープンの幅45cm

コンロは掃除が楽なIHにしました。とあるショールームに伺った時、掃除嫌いだと伝えたら日立をおすすめされたので日立にしました。グリルはあまり使わないのでなくてもいいかなと思った部分なのですが、日立のはフラットな庫内で拭くのも簡単と言われ、ついつけてしまいました。
食洗機は前述のとおりパナソニック。60cmの方が鍋とか大きい物を入れやすいですが、うちは少人数なので洗い物が少ない日もあり、45cmに。

最後に

今回は、私のキッチン選びの過程やザ・クラッソを選んだ理由、選んだ仕様などをご紹介しました。完成したキッチンのご紹介や、使っていくうちにわかってきた良かったポイントや後悔ポイントなども後々記事にしたいと思っています。

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