『エルデンリング』:初フロムゲー、アクション下手な私のプレイ感想
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PS4版の『エルデンリング』をプレイしました。初日に予約購入し、プレイ時間は10時間程なのですが、初心者がやってみた感想を書いていこうと思います。
死にゲーで有名な『ダークソウル』シリーズや『SEKIRO』と戦闘システムなどは似ているようなのですが、私はどれも未プレイなのでよくわかりません。同じようにフロムゲー初心者で死ぬほどアクション苦手だけどエルデンリングが気になってるという方は参考にしてみて下さい。攻略に有益な情報などは一切ありません。
ちなみに私の現在の進行状況は、ストーリー上避けられない最初のボスが全く倒せそうになかったので、他の場所を探索してる感じです。
製品情報&トレーラー
タイトル | ELDEN RING |
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開発元 | フロム・ソフトウェア |
発売日 | 2022年2月25日 |
ディレクター | 宮崎英高 |
シナリオ | 宮崎英高 ジョージ・R・R・マーティン |
音楽 | 齋藤司 北村友香 宮澤翔衣 富沢泰 工藤吉三 |
ネタバレ感想
クッッッッソ難しい
アクション好きでゲームが上手い人でもフロムゲーは難しいと言ってるんですから、当たり前ですがアクションセンスが皆無のゲーム下手な人にとってはクッッッッソ難しいです。序盤で心がボキボキに折れます。私なんか雑魚敵が2、3匹集まるだけでよく死にます。死にゲーなので、死んで覚えるタイプのゲームなんですよね。ボスの攻撃に2回も当たれば死ぬんで(回復挟まないとね)、何度も挑んで敵のモーションを覚えないといけないんでしょう。敵の攻撃をガードや回避しながら、隙を見て攻撃するのが基本のようです。私みたいなガードが苦手で脳死で脳筋プレイをしがちなタイプには全く向きません。パリィ?何それ?最初のボスも倒せずに私のエルデンリングは終わる可能性があります。
ゲームが始まって早々に素性(ドラクエでいう職業みたいなもの)を決めるのですが、不親切にもゲーム内では素性の特性を説明してくれてません。放浪騎士とか星見とか素寒貧とか色々あるんですが、なんとなく物理系か魔法系かは察せても、勇者と剣士の違いとかはようわかりません。攻略サイトで初心者におすすめされてたのが放浪騎士か侍で、私は洋風のが好みなので放浪騎士にしました。他の素性でプレイしたことがないので初心者向きなのかどうかわかりませんが、弓がないことに心許なさを感じて来たので侍の方が良かったかも。放浪騎士、遠距離攻撃ないんですか…?ゼルダのブレワイでは弓や爆弾で遠くからチクチクしていた私は、近接武器しかない現状に非常に不安を覚えています。
死にまくる以外にもう一つ厄介だなと感じるのは、死ぬとルーン(経験値とお金に相当するもの)が全部なくなっちゃうことです。死んだ場所に行けば拾えるのですが、回収前に死ぬと完全に消えてしまいます。こまめにルーンを使っておくのが大事ですが、私のような下手くそは雑魚敵でも安易に死亡するので、気が休まらない。ちょっと貯めといて後でゆっくり考えてから使おうとかできない。私の心情的には大金を持ち歩いて治安の悪い南米を冒険してる感じです。ドラクエの鉄の金庫が欲しい!(笑)
あとは、死にまくるので死ぬたびに長いロード画面を見せつけられるのがかなりストレスですね。これはPS4の問題かもしれませんが。
まあ、私並みにゲームが下手な人はそうそうエルデンリングに手を出さないのかもしれませんが、難しすぎて全く遊べないということはないので安心して下さい。ストーリー上戦闘必須のボス以外は逃げることができるので、まだ相手できるレベルじゃないと思ったらダッシュか馬で逃げれば良いのです。オープンワールドなので、強敵がそのへんうろついてますが逃げまくりです。雑魚敵はヒット&アウェイやバックスタブで大概なんとかなります。また、召喚条件をクリアすれば霊体という助っ人NPCを呼べるので、これが呼べればかなり戦闘が楽になります。常時召喚させてほしい。協力マルチもあるので、倒せないボスはマルチがいいかもしれません。私は、あまりに下手なプレイで他の方に迷惑かけるのが怖くてまだマルチ未体験なのですが。
難易度が高い分、ボスを倒せた時の達成感はヤバそうですね。私はカッとなってうおおと突っ込むのをやめて、ガード&回避を基本に立ち回らないと、最初のボスを突破するのが難しそうなので頑張ります…。
下手なのになぜ手を出したのか?
正直に申し上げると、今のところ「面白い」より遥かに「難しい」という感情が強くて、楽しめてるかと問われたら答えに窮するのですが、予約する前から難しいという噂は聞いていたので当然それを承知で買いました。自分には合わないかもしれないと思ったけど、どうしてもやってみたかったのです。シナリオに、私が最も好きな海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作小説の著者であるジョージ・R・R・マーティンが関わっているからです。世界観を構築したのがGRRMなんですって。そんなの買うしかないじゃん!!
世界観はもうばっちりです!私の大好きなハイ・ファンタジーの世界。ゲーム・オブ・スローンズよりロード・オブ・ザ・リングの方が近いかもしれない。ダークさもたっぷりあります。そんな、荒廃して褪せてもなお美しい世界を好きなように走り回れるのは胸が高鳴りますよね。フォトモードが欲しかった。PS5版やSteam版のほうが映像美は絶対楽しめるでしょうね。いいなぁ。キャラメイクもすごく細かく作りこめて、それだけでかなり時間を使っちゃいました。
ゲースロが好き・GRRMが好き、という理由でエルデンリングが気になってる方。アクションが絶望的に下手だと、購入したことを最初は後悔するかもしれません。同じところで何度も何度も死にまくって先に進める気がせず、やる気がなくなっちゃうかもしれません。そういう時は、そこは一旦離れて別の場所を探索しに出かけるのが良いと思います。少しずつ戦い方にも慣れて、楽しさを感じる時間が増えてきますよ。エルデンリングがオープンワールドで良かった!!GRRMの構築したハイ・ファンタジーの世界を遊べるという感動は間違いなくあります。
オープンワールドのアクションゲームは、私は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『ゴースト・オブ・ツシマ』の二つしかプレイしたことありません。ブレワイはクッッッッソ面白くて、少年のような気持ちで毎日ワクワクしていたのを覚えています。ツシマは多彩ないろどりが楽しめる美しい世界が魅力的でフォトモードが楽しかった。エルデンリングは今のところ苦行みたいなことが多いけど、「それでも拙者は行かねばならぬ…」みたいな武士のような気持ちで世界に降り立っています。やっぱ侍にするべきだったか。
最後に
魔法職だと、どうやって一人で戦うんだろう…。回復職もいたはずだけど、倒せるのかしら。前衛の後ろでバンバン魔法打ってるだけっていうパターンになれるなら魔法職をしたかった。もしも、無事にクリアできたら、またクリア後の感想を書くかも…しれない?