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『ブリジャートン家』シーズン2全8話ネタバレ感想:放蕩息子の婚活模様

Netflixドラマ『ブリジャートン家』シーズン2

少し体調を崩しておりまして、久しぶりの更新になってしまいました。Netflixドラマ『ブリジャートン家』シーズン2全8話を視聴しました。シーズン1ではカラフルなパステルカラーのドレスや花々にキュンキュンさせられましたが、シーズン2でも貴族たちの美しい装いや屋敷に目と心が奪われましたよ。

シーズン1ではブリジャートン家の長女ダフネとサイモンとの恋が描かれましたが、シーズン2ではダフネの兄アンソニーの恋物語が描かれました。残念なことに、サイモン役を演じたレジ・ジーン・ペイジは降板されたのでシーズン2にサイモンは登場しないのですが、ダフネ役のフィービー・ディネヴァーは続投されてるのでちょいちょい出てきます。相変わらず愛らしくてチャーミングで、その美しさにうっとりしました。

あらすじ

オペラ歌手シエナとの身分違いの恋が終わったブリジャートン家の長男アンソニーは、当主としての務めを果たすため、いよいよ花嫁候補を探す決心をする。しかし、結婚相手に求めるのは愛ではなく、夫人に相応しいステータスだった。そんな折、森で一人で乗馬を楽しんでいた美しく勝気な女性ケイト・シャルマと出会う。

予告動画

登場人物&キャスト

シーズン2からスポットの当たった人物や新たな登場人物を紹介します。

アンソニー・ブリジャートン

ブリジャートン家の長男。若くして父親を亡くしたので、当主としての責務を全うするために自らの感情や本心を抑制するようになりました。シーズン1の時に特徴的だったもみあげが無くなってすっきり爽やかになりましたね。演じているのはジョナサン・ベイリー。

ケイト・シャルマ

母メアリーの夫の連れ子。妹を溺愛しており、亡き父に代わって母や妹のために頑張っている。アンソニーと衝突し合いながらも互いに惹かれ合っていく。演じているのはシモーヌ・アシュリー。とても目力のあるエキゾチックな美人さんですね。

エドウィーナ・シャルマ

ケイトの異母妹。美しく聡明で、女王から今季のダイヤモンドと評される。アンソニーに惹かれていく。演じているのはチャリスラ・チャンドラン。ケイトはゴージャスな美人さん系で、エドウィーナは可憐で可愛らしい系ですね。

メアリー・シャルマ

ケイトとエドウィーナの母で、インドの平民男性と駆け落ちした令嬢。駆け落ちというスキャンダルを起こしたため両親からは絶縁されています。エドウィーナの結婚相手を探すため、一家でロンドンに戻って来ました。演じているのはシェリー・コン。

テオ・シャープ

印刷所の従業員。レディ・ホイッスルダウンのゴシップ新聞の印刷を請け負っています。レディ・ホイッスルダウンの正体を追うエロイーズとの仲が急接近。演じているのはカラム・リンチ。時々美形の小島よしおに見えました。

ジャック・フェザリントン

死亡した前フェザリントンの相続人でアメリカにルビー鉱山を所有している資産家。フェザリントン家の財政難を立て直すため、ポーシャと共にあれこれ画策する。演じているのはルパート・ヤング。

ネタバレ感想

王道ラブロマンスぶりは健在!性描写は控えめに

シーズン1では放蕩息子扱いされていたアンソニーですが、シーズン2では、若くして名家の当主となった彼の苦悩と責任感が描かれていましたね。

アンソニーの父は蜂に刺されたことによるアナフィラキシーショックで彼の目の前で呆気なく亡くなってしまい、そのため、アンソニーは若くしてブリジャートン家の当主となりました。そして、母バイオレットは愛する夫の死を深く嘆き悲しみ、そんな母の憔悴しきった姿はアンソニーにある種のトラウマを残していました。愛する者を失うことの辛さを自分の伴侶には味合わせたくないという考えを持つようになったのです。だから、自分の結婚には愛は不要で、結婚相手にはブリジャートン夫人となるに相応しい家柄・教養・器量等のみを求めるのです。

そんなアンソニーが結婚相手に相応しいと考えたのは、女王から今季のダイヤモンドと称されたエドウィーナでした。可愛らしくて教養があり、機転が利いて愛想も良いエドウィーナは、心の内を隠して紳士に振る舞うアンソニーに惹かれていきます。しかし、エドウィーナの姉ケイトは、アンソニーが結婚に愛は不要だと言い放っていたことを聞いてしまっていたため、ふたりの結婚に猛烈に反対しました。妹のことを深く愛し、妹のために自分の人生を捧げて来たケイトは、愛のない結婚など絶対に許せないのです。

一方で、ケイト自身もアンソニーに惹かれてしまっていました。アンソニーも、家族思いで、男勝りで、スポーツや娯楽も全力で楽しむケイトとは本音でぶつかり合うことができ、彼女に心を奪われていきます。しかし、ふたりとも自分の本心を認めることができませんでした。そして、愛する人を悲しませることを恐れているアンソニーは、ケイトへの想いを隠したまま、エドウィーナにプロポーズしてしまうのです。

女王が盛大に催したアンソニーとエドウィーナの結婚式当日、誓いの言葉を交わす場になって、エドウィーナはアンソニーが自分を愛していないことを悟り、式から逃げ出しました。スキャンダルのせいで女王の面目は潰れ、社交界の両家に対する態度も冷ややかになります。アンソニーとケイトが想い合っていることを知ったエドウィーナもケイトに辛く当たりました。

最終的には、エドウィーナが女王の危機を上手くフォローしたことでスキャンダルは揉み消され、アンソニーとケイトは互いに想いを認めて無事に愛のある結婚をすることができました。

とまあ、ストーリー的には昔から少女漫画等でも描かれてきたような王道のラブロマンスかなぁと思います。ダフネとサイモンの恋も少女漫画っぽかったですもんね。それがつまらないということは全然なくて、このパステルカラーの華やかで愛らしい世界で美男美女の王道ロマンスを見るというのが『ブリジャートン家』の魅力なのですよ。

シーズン1に比べてシーズン2は性描写がぬるくなりましたね(笑)。ダフネとサイモンのしつこいくらいのセックスシーンには私もちょっと過剰に感じましたから、減らしたのでしょうか。しかし、初めてが野外とか大胆さは健在。あれ庭じゃないの…?誰かに見られでもしたら大問題なのに。

今シーズンのヒロイン・ケイトはダフネとはまた違った系統の美女で、ダフネが可憐で可愛らしかったのに対し、セクシーで妖艶なタイプの美女でしたね。彼女の魅力的な美しさのおかげでシーズン2も楽しめたと言っても過言ではないでしょう。ケイトはパステルカラーのドレスも似合いますが、ビビッドなカラーのドレスの方がより似合ってましたね。濃いパープルのドレスとか凄く映えるなと思いました。

それと、ケイトは芯が強くて自立した女性ですが、エロイーズみたいに結婚や家父長制を過剰に敵視しすぎてないところが個人的には好きでした。エロイーズも可愛らしいしコミカルな表情や所作が見てて面白いのですが、結婚を夢見るタイプの女子を馬鹿にしてそうなのが嫌です。ケイトはそういう女子も尊重した上で、女性の自立について真っ当なことを言ってくれそう。

アンソニーの結婚観

若くして当主になったアンソニーにのしかかる責任はしんどいものがありました。自分の母親の命か母のお腹の子の命かを、息子である彼が選択するなんてのは、現代の常識からすればおかしなことですよね。アンソニーの立場でも辛いし、母バイオレットの立場でも辛いなと思いました。

愛する夫を亡くしたバイオレットは酷く塞ぎ込み、家族と共に食事もできないほどに精神的に追い詰められた状態になってしまうわけですが、そんな母の姿がアンソニーの心に深く刻まれてしまうのですよね。夫の後を追って死にたかったという母の言葉は、息子の心に刃のように突き刺さったのではないでしょうか。バイオレットがああなってしまうのは当然なのですが、アンソニーの気持ちを考えると胸が痛かったです。アンソニーが言うように、愛する父親を失った悲しみは家族全員が抱えているわけですからね。母親なんだからもっとしっかりしなくちゃなんて、傷ついている人をさらに追い込むようなことは言っちゃいけないんでしょうけども、息子に負担がかかりすぎてしまってるようには見えましたね。アンソニーだって辛いのに、母に甘えたり頼ることもできなったでしょうし。

この悲しい経験から、アンソニーは「結婚に愛は不要」という考えに固執するようになったわけです。自分のせいで息子の考えがひねくれちゃったのを知った時、バイオレットはショックだったでしょう。アンソニーの体験したことはしんどいものでしたが、結婚に愛は不要だという結論になるのはちょっと極端だなぁと思いました。結婚したくない、ならまだわかりますけど。バイオレットの悲しみが深かったのはそれだけ愛していたからで、その分、一緒に過ごした時間はとても大切で幸せだったはずです。愛が不要だと言ってしまうことは、そういう幸せを結婚相手に与える気がないってことですからね。愛があれば幸せな結婚になるわけでもないし、愛がなくても幸せな結婚になることはあると思いますが、愛は不要だと断言されて良い気持ちはしないですよね、結婚相手側からすれば。

誰が可哀想って、エドウィーナが一番可哀想でしたよ。まあ、最初から当て馬ポジションなのは明らかでしたけども。素直でいい子なのに、アンソニーは自分を愛してくれてるって勘違いして一喜一憂して、実は姉とアンソニーが密かに両想いであることに全く気付いてないんですもの。それまでずっと節穴だったのに、結婚式当日にアンソニーの気持ちに気付いちゃってタイミング最悪でしたけど、気付かないまま結婚しちゃうよりは良かったですね。彼女はプリンスと結ばれるんでしょうか。

ケイトは、エドウィーナに気持ちをずっと隠してたのは悪手でしたが、すごく家族思いですよね。自分のことより家族のために尽くしてて、若いのに立派ね~なんてしみじみ思っちゃいました。アンソニーも自分のことより家族のためにという考え方をしていましたね。空回りしてる部分もありましたが。似た者同士な感じがあります。

レディ・ホイッスルダウンの正体、バレる

レディ・ホイッスルダウンの正体がペネロペであることがエロイーズにバレちゃいましたね。ペネロペ、シーズン2になってから挙動不審になりすぎでは(笑)。ペネロペは仕立て屋のマダムにも正体を明かし、2人で手を組みましたね。

エロイーズ、ゴシップ紙に書かれて大変な時だったとは言え、勝手にペネロペの部屋を荒らして証拠を探し回るのはよろしくない。エロイーズのゴシップネタを餌にして保身を図ったペネロペも酷いんですけどね。このふたりは微笑ましいほどの大親友だったのに、かなり仲が拗れてしまいました!最終的にはきっと仲直りできるんでしょうけど、あそこまで互いを傷つける事実で罵り合ってしまって、この亀裂をどう修復するのか気になります。

エロイーズは時代の価値観が合わなくて生きづらいのは可哀想ですが、どうしてもペネロペの方が惨めに見えてしまうから、彼女の方を応援したくなっちゃいます。エロイーズには支えてくれる仲の良い家族がいるけれど、ペネロペの家族はペネロペに冷たくて意地悪なんですもん。その上、社交界でも壁の花だなんて笑われて相手にされてないですし、コリンとの恋にも傷ついて…。味方になってくれる人がエロイーズしかいなかった。コリンも友人ではあるけれど、ペネロペにとっては傷つくようなことを無自覚に言われちゃいますからねえ。シーズン3ではペネロペとエロイーズの友情、ペネロペ&コリンとエロイーズ&テオの恋の行方が描かれるんでしょうかね。

最後に

何気に、フェザリントン家のポーシャとジャックのエピソードが面白かったです。私、ポーシャはジャックに完全に舞い上がっちゃってると思ってたので、最後ビシッとジャックを切り捨てたのが意外だったしカッコイイと思いました。そうですよね、大事な娘たちですもんね。満更でもない様子からの掌の返しっぷりにちょっとスッとしました。ポーシャは財政難を乗り切るために色々知恵を絞って行動する力があるし(悪巧みですけども)、言い寄られて浮かれてる一面も可愛かったし、良いキャラしてると思います。フェザリントン家の今後も楽しみです。

『ブリジャートン家』はシーズン3&4の制作が既に決定しているそうですね。次の主役は次男ベネディクトになりそうです。アンソニーやダフネに比べて華がない気がしますが、コミカルさで面白くしてくれるでしょうかね!彼が紅茶に入れてたの何だったんでしょう。変なクスリですか?